そもそも、園見学はなぜ大切なのでしょうか？

就職活動において、ホームページや人から話を聞くことも大事ですが、何よりも自分の目で見て感じる事がリアルな情報になります。

では、園見学を通して具体的にはどんな収穫があるでしょうか？

①自分がその園で働くイメージがしやすい
②実際に働いている保育士さん達の表情が見れる
③保育の様子を見れる
④求人やホームページでは分からない情報を知る事ができる

などです。

また、自分をアピール出来るチャンスの機会でもあります。
必ず入職する前に、園見学をするようにしましょう。

上記にもあるように、 園見学は自己アピールが出来る場でもあります。

自分がどんな人なのかを知ってもらえるチャンスなので、好印象を与えられるように意識しましょう。

印象というのは、結局は初めて会った３～５秒の視覚/聴覚情報が90％だといわれます。

自分が子どもを預ける保護者の立場だったら、 一緒に働く職員だったら、 どんな保育士さんが良いと思いますか？

『清潔感』と『笑顔』は特に第一印象に影響する大事な面です。

他にも配慮する点はありますが、 何よりも清潔感のある格好（スーツが好ましい）で、 笑顔を忘れずに元気に挨拶をする事で、第一印象はよくなります。

見学の際、以下の3つのポイントをおさえることで、より中身の濃い見学になります。

①職員は落ち着いて、保育ができているか
（例）大声で話していないか 、言葉遣いは乱暴ではないか （子ども達に対して、職員に対して） 、笑顔で保育ができているか、子どもの目線に合わせた丁寧な保育が出来ているか。など。

② 保育室は衛生的であるか
（例）段ボールが積み上げられていないか（置きっぱなしになっていないか） 、子ども達が使うテーブルは食べ残しなどが残っていないか 、水回りは清潔か 、子どもの動線が考えられている環境構成になっているか 、薬剤や掃除用品などが子どもの手の届く範囲に置いていないか 、貼り紙や壁面などが取れかかっていないか。など。

③子ども達の様子や身のまわりのこと
（例）鼻水が出たままになっていないか 、給食や外遊びによる汚れた服のままでいないか 、下着が出たままになっていないか 、泣いたまま放置されていないか。など。

以上大きく3つのポイントをあげましたが、 いかがでしたか？

全体を通して見た時に、意識が向いていない＝保育士に余裕がない状態とも受け止めることもできます。

保育士に余裕がない→保育の質の低下→こども達の安心安全が低下→事故のリスクが増える。というような状態につながります。

以上のような点を踏まえた上で、 自分が安心して働ける場所なのか、または自分が入ることでいい影響を与えることが出来そうなのか、などが判断するポイントになります。

また、見学の際に見たことは、あくまで1年のうちのその日のその瞬間の切り取った情報であることを忘れてはいけません。

その上で、気になった点や疑問に思ったことを質問して確認することで、より有意義な見学になります。

100％自分の納得できる職場はなかなか見つからないものです。

ただ、転職を検討しているのであれば、次の職場は自分が納得して働けるポイントを持って転職しなければ、結果的に短かい期間で転職を繰り返してしまうかもしれません。

転職を検討している皆様には、雰囲気以外にも様々な観点の情報を持って判断する、転職活動をすすめていくためには人材紹介サービスを利用するのがオススメです。

まずは、プロのキャリアカウンセラー資格を持ったアドバイザーがあなたの想いをしっかり聞いた上で、転職のお手伝いをさせて頂きます。

様々な情報の切り口を持った上で園見学に行くことで、自分の目で見て感じたことだけではなく、客観的に一歩引いて見学することができます。

様々な視点を持って見学することで、『見えていなかった部分が見えるなど』より、充実した園見学になるでしょう。