転職しようかな?と思ったら始めたい事前準備4つ
保育士証と保育士登録を確認
転職したいと思い始め、転職をしようと心に決めたときから事前準備できることを考えていきましょう。
まずは、自分の保育士証を確認したいですね。
紛失しているのなら再発行の手続きが必要です。
卒業した学校へ問い合わせてみましょう。
また、結婚などで名前が変わっている時も名義変更が必要です。
また、転職先によっては暮らしている街へ保育士登録をしておくことが必要です。
これらの手続きに時間がかかることもあるので、転職を思い立ったらすぐに準備を始めましょう。
もしも転職することをやめたとしても、しておいた方が良い手続きなので必ず済ませておきましょう。
求人情報を集めよう
自分の暮らしている街で転職をしたい場合、どういったところで転職先を探せるのか調べておきましょう。
地元のハローワーク、インターネットで検索できる転職サイトなど、すぐに情報を調べられるところがわかれば、募集している園を見ておくといいですね。
ハローワークでは転職先を探していることを窓口に申請すれば、保育園の募集があったときに連絡をくれることもあります。
また転職紹介サイトでは、自分の思う条件を細かく設定すればそれに合った情報を見ることができます。
実際に転職サイトで転職を希望するときは登録が必要になるサイトがほとんどなので、登録を済ませておくのもいいでしょう。
どんな条件で働きたいのかをはっきりさせておこう
今働いている園で、不満に思っていることや、実現できなことはどんなことでしょうか。
人間関係や、休みの取りにくさ、仕事量の多さ、残業、保育観の違いなど、様々にあることでしょう。
次に転職する園には、どのようなことを実現したいのか、はっきりさせておくことが大切です。
スキルアップ、やりがい、休日の取りやすさ、収入、人間関係や保育観など自分が大切にしたいことをリストアップしておくと転職先を探すときに考えやすくなります。
また、勤務形態も正職員、パート、派遣など様々です。
どのような働き方をしたいのかも決めておきましょう。
そういった「解消したい不満」や「希望」をメモに書き出し、客観的に考えておくことが大切です。
今後の在り方を整理し、クリアにしておきましょう。
退職の理由を考えよう
いよいよ転職に向けて動き始めたら、次に考えることは退職先への退職理由を考えることです。
色々な不満があったとはいえ、今までお世話になった職場です。
できることなら円満に退職したいものですね。
退職の理由は正直に言えば角が立つこともあります。
嘘を言う必要はありませんが退職する園を責めるような理由にならないよう気を付けましょう。
ですが、職場環境や保育方針が自分と合わないことを客観的に伝えることも大切なことです。
また、体力的に厳しいので少し休みたい、保育観をさらに広げるために違う園でも働いてみたい、保育士の資格を活かした別の仕事に就いてみたい、など、事実をもとにした前向きな理由も受入れてもらいやすいでしょう。
また、あなたの話を聞き、条件を叶えると説得や引き止めされることもあるかもしれません。
納得がいくのであれば、それも一つの選択肢ですね。それでも退職の決心が揺らがないのならば、時間を置いて気持ちが変わらないことを伝えましょう。
おわりに
今まで働いていた園を退職するのは何となく気が引けるものです。
けれどモヤモヤした気持ちで働き続けるのは心にも体にも良くありません。
何よりはつらつと元気に保育が出来なくなってしまうのは子どもたちや保護者にも申し訳のないことです。
保育士の仕事を続けたいのなら、自分の思う理想の条件に合った園に転職するのもひとつの方法です。
悩むのなら一度転職を考え、募集している園を探してみてはいかがでしょうか。
保育園の求人はなかなかインターネットの情報だけではわからないことも多くありますが、保育士専門の転職エージェントであれば経験のある専門のアドバイザーがあなたにあった園を紹介してくれますよ。
求人の掲載を見て自分で応募するサイト、または会員登録し条件を設定すれば希望に近い求人を紹介してくれる紹介会社(転職エージェント)があります。
エージェントの中にも、履歴書の添削や面接の対策を教えてくれる、など細かなサポートを受けられる、就職してからのアフターフォローとして相談にのってくれる法人など、様々です。
自分に合った転職エージェントを選びたいですね。