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上京して保育士として働くために必要な準備とは?

保育士として上京して就職するために情報収集しておきたいこととは?

上京して就職し、新しい場所で新生活も同時に始めたい!
そんなときどんな準備が必要なのでしょうか。

まずはどういった就職先があるのか、どんな街にどんな園があるのかを情報収集です。
保育士求人は、その地元の求人誌やハローワーク、保育士向けの転職・就職エージェントサイトなどで探すことができますが、やはりインターネットの活用が良いでしょう。

検索する時には的確なキーワードを入れることが大切です。

例えば「保育士 上京 転職 エージェント」などで検索をしてみるといいでしょう。
また気になる都市名を追加して検索してみてもよいでしょう。
もし、知人で上京している方がいれば情報収集すると良いですね。

気になる施設があった場合は、施設を経営している法人のサイトなのか転職エージェントのサイトなのか確認をしましょう。
法人への直接応募の場合は他の法人との比較をするために、自分で他の法人の求人を探すことが必要です。
転職エージェントであれば、登録をすることで複数の法人の求人を紹介され比較しやすくなります。
その際は、転職エージェントもたくさんあるので、よく比べた上で、ある程度絞り込むと良いでしょう。

取扱求人数が多ければ自分に合った転職先を紹介されるという訳ではないので注意が必要です。
中には法令を守らず、ずさんな経営の法人も入っていることがあります。
エージェントではお仕事を紹介し長く勤務ができるよう、専門のコンサルタントがつき、相談に乗ってくれるところや、上京して就職したいと考える人のために、活動の仕方の助言をしてくれるエージェントもあります。

サービスは様々なので、どのようなサービスがあるのかよく確認をしてみましょう。

個人の力だけで就職先を探したり、上京に関する具体的な情報を得るには、情報が多すぎたり、正しい情報がわからないまま判断することになり、不安になるかと思います。

エージェントを上手に使い、就職活動を行うことをおすすめします。

仕事と私生活ともに充実の生活を送ろう

上京して保育士として就職すると、どんな変化があるのでしょうか。
細かく見ていきましょう。

・給与水準の高さ
まず一番に挙げられるのは、地方よりも都心の方が給料が高いということです。
給与水準が高いので、生活に余裕ができますね。

・住宅の補助がある保育園もある
都心の保育園は、地方から上京する保育士のために住宅補助や社宅として借り上げる制度、引越しの支度金を支給してくれる法人もあります。
引越し資金が実質ゼロで上京できるケースもあります。
また家賃などは地方よりも高いイメージがありますが、家賃を半額補助してくれたり、住宅手当としての支援制度、寮を完備しているなど、様々な手立てをしている法人があります。

補助を受けるのは事業者(保育園側)なので、自治体が保育園などの事業者から申請を受けて、要件を満たした場合に 限り補助金を事業者に交付するものです。

自治体から保育士本人に補助金が出るわけではないので応募時や面接時に確認をしましょう。

・住宅の補助がある自治体もある
例えば東京都では条件はありますが、複数の自治体で保育士の住宅支援制度が始まっています。
(例:新設保育所で働く保育士に対して月額8万2千円を上限に家賃補助を行う支援事業、経験年数5年以下の保育士で園が借り上げた住宅に入居することが条件)

また、半年以上の継続勤務実績があれば、月額1万円の保育士応援制度を設けている自治体もあります。

・求人数が多い
都心では求人数が多く、自分の条件に合った園を選びやすいこともあります。

・同じ境遇の同僚がいる
地方出身の保育士も多いことから、同じ境遇の保育士と仲良くなりやすく、人間関係をスムーズに作りやすいこともメリットとして挙げられます。

・都会で暮らす楽しさがある
都会での暮らしは様々な催しやお店などもあり、プライベートな時間も充実することでしょう。

・話題の場所へすぐに行くことができる
交通費をさほどかけずに話題のスポットやテーマパークなどへ行くことができます。
リフレッシュして仕事にもハリが出ますね。

上京し保育士として就職するときに気を付けたいこと

では、上京して保育士として就職する際に気を付けることはどんなことでしょうか。

まずは家賃が地方に比べて高いということです。
ですが、住宅支援制度のある園を選んだ場合、自己負担額は地方で一人暮らしをするより安くなることもあるので、事前に確認をしておけば大きなデメリットにはならないでしょう。

そのほかには、家族から離れることで寂しさはあるかもしれませんね。
ですが、近くに地方出身の社員さん住んでいるような法人や有給休暇をしっかりとれる法人を選ぶことで実家に帰ることもできる施設もありますので、面接時に確認すると良いでしょう。

見学や面接の際の注意点は?

実際に見学や面接で上京する際には、志望する保育園を含めた複数の園の面接を検討するようにしましょう。

地方から東京に上京するのには交通費や宿泊費がかかることもあります。
一度の上京で複数の保育園の面接を終えられるよう、可能であれば数日休暇を取り面談日を集中したスケジュールを組むことや、
面接を希望する園の距離が近いところを同日にするなどの工夫をすることで、
・スムーズに就職活動をおこなえる
・記憶が薄まる前に法人の比較ができ、効率的。
というメリットが出ます。

仕事が終わった日に夜移動して、朝から見学に行けるような形だと、時間に余裕を持って行動ができます。
1社あたりの必要時間は見学1時間、選考1時間の計2時間程度は少なくとも見ておくと良いでしょう。
移動時間を考慮してアドバイザーと日程を調整すると良いでしょう。

面接では、自分の保育方針や希望する勤務条件に加え、住宅補助や敷金、引っ越し補助など、実際に就職した際にどのくらいの補助が出ることを確認することも大切です。

見学後には、交通の便や、買い物、病院や公共の設備、治安面などを可能な範囲で調べておくと安心して生活の準備ができるでしょう。

まとめ

上京して新しい気持ちで保育の仕事に就くことは、大きな変化で仕事を頑張ろうという前向き気持ちにつながることが多いです。

自分の面接に行く下準備や下調べは必要ですが、ぜひとも挑戦してみてはいかがでしょうか。
たくさんの新しい出会いがあなたを待っているはずです。